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10月は父と母の祥月命日の月 [随想]

 

10月は父と母の祥月命日の月です。

 

あれから、もうずいぶん年月が流れました。

 

二人は仲が良かったのか絆が強かったのか、

父が逝ってから二十日ほどで母もこの世を去ってしまった。

 

とうとう二人とも、最後まで子ども達と一緒に暮らすこともなく、

この世をさってしまった。

 

立て続けの葬式を終わり、

僅かばかりの財産を子供三人で均等に相続 することにして、

私が両親の過した実家を受け継ぐことになった。

 

生前、笑いながら話したことを思い出す。

 

「私達が居なくなったらこの家どうしようかねぇ・・」

「新地町は老人が多いから、たまり場として麻雀教室でもひらこうかネ」

 

老人だけでなく、昔の寺子屋みたいに子供たちも寄ってくるようなたまり場で、

碁を打ったり将棋を指したり、漫画や本も書棚に置いたり、

宿題のある子供には勉強も見てあげる、日当たりのよい縁側には麻雀卓が在って、

ジャラジャラ4人が楽しんでいる。

 

そのような情景を思い浮かべながらこまごました事まで話が膨らんでいた。

 

家も40年程経年したボロ家だが解体するには心残りもあって、

とりあえず、私の息子が空き家管理も兼ねて住むことになり、

私も自宅からここまで、両親の健在だったころと同じくらいの頻度で、

行き来するのが継続している。

 


徒然なるままに [随想]

徒然なるままに



ちょっと暇になると、
色々考えてしまいます・・・
世の中の事もそうだけど、人間って何だろうって・・・
写真 (1) のコピー (4).jpg
我が家の雑草まみれの庭先を眺めながら、
こうしてパソコンに向かい、想いを綴ってみると、

人間の事も、世の中の事も ほんの一部しか見えていないのに、
何もかもが 解ったようなふりをして毎日を過している事に気付きます。


次々に巡り来る日常の中で、
今、起きている出来事が、数日後、数年後に、どの様に影響し、
結果としてどう現れるのか、
予則するのはなかなか難しい。

出来事をあらゆる角度から
俯瞰する事も出来ないし、
じっとその場に佇んでいるだけでは、裏側に回り込んで見る事も出来ません。


俯瞰.jpg

出典:Cool Wallpaper World 

もし、仮に全体像が見れたとしても、見る人の考え方や立場によっては、さまざまな見え方があるでしょうから、
出来事の意味するところは、「こうだ!」 と、
断定することはなかなか出来る事ではありません。







それでも、色んな人が「私はこう思う」と発信してくれれば、
出来事への多面的な捉え方が検証できるので、
かなりの精度で影響と結果が予測可能になるのでは?・・・


つい先日の参議院選挙の結果を見て改めてその事を考えています。


政府は選挙中「憲法改正」については争点隠しに徹し、
マスメディアも自粛モードで政府の憲法改正案の解説すら取り上げないまま、
この選挙をやり過ごしてしまい、

まさに国民の目と耳から、知る権利を邪魔した形の選挙でした。

開票の結果改憲派議席が2/3超え、一夜明けると、
政府もメディアも一斉に 「これから憲法改正に向け動き出す」 と、
大見出しで取り上げています。


NHKの世論調査で「改正する必要があると思う」は27%、

「改正する必要はないと思う」が31%、

「どちらともいえない」は38%でした。

写真+(1)+のコピー+(70)_convert_20160720215021.jpg 

 


この世論は、投票に反映したのでしょうか、
選挙が終わってから「2/3議席をとるとは思わなかった」の感想も聞こえてきます。

マスメディアが統制されたり、官邸からの圧力に委縮してしまい、
多面的な報道がなされないとすれば、

私たちの目と耳が塞がれたのと同じで、判断や予測も一面的なものになってしまいます。

 

幸い、インターネットのネットワークが世界中に張り巡らされている現代は、
出来事についてのコメントや論評が、
ツイッターやフェイスブックなどで瞬時に発信されています、
統制され、委縮したメディアに頼らなくても、情報源の選択が可能です。

中には根拠のない怪しいものから、無責任なものまで様々ですが、
多面的に情報を確認するにはとても便利な時代になって来ました。


これらの情報や・・・自分の立ち位置から判断し・・・

あーでもない、こーでもない、と分析し、

自分の考えが整理されることは、良いことだと思います。


日本の首都、東京都では、
今、都知事選が告示され31日に投票日を迎えます。



東京都民ではありませんが、参議院選挙に続く選挙で、
野党統一の行方がどうなるのか気になります。

私個人としては、
金権腐敗の構図から都民の暮らしと生活を守る都政へ、
変わって欲しいものです。




政治の選択も住民の総意の反映である限りに於いて、
その結果も又、住民が背負い続けるものですから、

あとから、こんな筈ではなかった、と思わない様に、
よく吟味して確信ある一票を投じて頂きたいと思います。

 


 

世の中と言うものも、季節の変わり目と同じように、

目立たない内に少しづつ、
変化の兆しが包含されて進んでいくように感じています。

より良い社会の実現を目指し 東京都の皆さん 頑張ってください。

 

最後に憲法改正が現実的になって来ている為、
憲法前文を添付して、
今日の「こころにうつりゆくよしなしごと」を終わります。

 日本国憲法前文
 
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

日本国憲法 大阪おばちゃん語訳


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